教習所での免許取得の流れ

まずは仮免許取得を目指す

自動車教習所では、免許取得に向けていくつかのステップがありますが、その中でも大きなステップとしてあるのが仮免許の取得です。仮免許の取得には試験があり、まずはその試験の合格に向けて教習を受けていきます。教習には、教習所内のコースで運転技術を教える技能教習と、運転ルールを座学で教える学科教習の2つがあり、これらの教習について規定の過程を修了したら、いよいよ仮免許試験です。仮免許試験も教習と同様に技能と学科の2つに分かれており、両方合格することで仮免許取得となります。どちらの試験も教習で教わる内容以上のことはほぼ出題されないので、日々の教習をしっかりと受講して、復習もきちんと行えば、問題なく合格できるでしょう。

教習所の卒業検定と運転免許センターの学科試験に合格する

仮免許取得後は、本免許取得に向けて、運転技能の卒業検定と、運転免許センターが実施する学科試験の両方の合格を目指します。技能教習は路上での実施がメインとなり、仮免許試験と同様に、規定の過程を修了すると卒業検定に臨めます。卒業検定も路上での運転が含まれているため、教習時に路上での運転にしっかり慣れておきましょう。学科に関しては、教習は教習所で受けますが、試験は運転免許センターで実施される試験に合格しなければなりません。一方で、出題内容に関しては教習所の学科教習で教わる内容でほとんど対策できます。不安がある場合でも、学科試験対策用の自習室が設けられている教習所もあるので、利用して事前にしっかりと勉強しておきましょう。